アーカイブとバックアップ

会社の業務に使用しているサーバーデータとNASのデータは別のHDDに定期バックアップを作成しています。

サーバーのデーターは変更のあるものが基本であり、NASのデータは半分は変更をすることがないアーカイブ目的のデータとなります。

バックアップデータはさらにアーカイブ用にHDDと光学ディスクを使用して保存しております。

どこまでやれば良いのか？悩むところではあります。

Veritasで圧縮保存された定期バックアップデータのコピーでも良いのですが、ソフトを使用せず、マウントせずにファイルを読み取りたいとの要望があり、今回そのままドライブコピーを行うことを考えました。

通常であればUSB3の外付けHDDに保存するのが楽なんでしょうが、USBは以外と遅いというかコピーに数時間は平気でかかります。

速度で言えば、SATA接続のHDDの方が圧倒的に早いです。

今回は、リムーバルスロットもeSATAコネクタもないPCなので、SATAのHDDをPCに取付るには内部に組み込まなければなりません。それも面倒なので嫌です。

データはそこそこの容量があるため、通常にコピー操作しても終わるまで待つのも嫌だし、かといって操作後に放置して帰宅し、翌日出社したらエラーで終わっていなかったというのも嫌です。

で、うだうだと考えて、今回ちょっと横着することにしました。

会社で自分が使用しているデスクトップPCにはメーカー標準装備でHDDリムーバルスロットがついていたため、これを利用してやろうかと考えました。

コピー元のPCに物理的にHDDを接続するのではなく、LAN経由で自分のデスクトップPCのリムーバルHDDにデータをコピーすることを考えました。

（USB経由でデータコピーするよりLANの方が速度が出る事は経験で確認済みです）

コピー元PC HDD　→　コピー先PC（自分のPC）リムーバルHDD

セキュリティ的にはどうかと思うところはありますが、会社に行きたくないということで、さらに横着して自宅から業務用ノートPC（https://bochi-yara.blogspot.com/2019/12/hp-probook4230slan.html）をVPN接続して、デスクトップPCへリモートデスクトップ接続して、操作してバックアップ作業するというやり方をしてみます。

自宅の個人PCから接続しようとすると先に会社の自分のPCに外部から接続するユーザーの情報を設定しなければなりませんのでそれは面倒です。業務用ノートPCであれば同じドメインの同じユーザーですので設定は必要ありませんので。

またエクスプローラーからドラッグアンドドロップでのコピーは時間がかかるので、先に自分のデスクトップPCに高速バックアップソフトを入れておいて、事前にバックアップ設定等はすませておき、実行時は設定ファイルを読み込ませて実行させようかと思います。

遠隔ではなくWindowsのタスクスケジューラーで予約してバックアップソフトを動かすことも考えましたが、ソフト起動後に設定ファイルの読み込みをさせたりするバッチファイルを考えるのとか面倒だったので、そこは手動でやろうと思っております。

ソフトを実行させたら、リモートデスクトップの接続は解除してVPNも切断し、ある程度の時間が経過したところで、再接続を行い、エラー発生無くバックアップが終了しているか確認を行うということを考えています。

うまくコピーがエラー無く終了していれば休日明けの出勤後にリムーバルHDDを取り外して保管ケースに収めるだけで終了です。

その後で各種設定をまたOFFにしておけばセキュリティ的にはさほど影響は出ないはずです。

休日に自宅からプログラムを実行してみました。

VPN等を切断して放置後、再接続してみると、約300G程度のデータが約2時間以下でコピーされていました。

特に問題はないようですのでUSB接続や会社に行ってやるよりこのほうが便利ですね。

決裁者に言わせると光学ディスクで作成したバックアップを自宅の金庫に入れておけば良いのではないかとかいうのですが、定期的に行うその手間はだれが負担するのか？と聞きたいです。