デジタルミラーの軽量化

2023年11月18日土曜日

DIY・自作 自動車

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デジタルミラーの軽量化

通常のミラーに被せるデジタルインナーミラーですが、夏場は自重でお辞儀してしまいます。

最近は寒くなったのであまり動かなくなってきました。

ですが来年まで放置するのも今やるのもたいしてかわらないので、だめになったらもう一回買い直せばいいかというくらいのつもりで改造することにしました。

お辞儀対策は軽量化です。
既存のミラーを取り外して、ネットで中華ミラーステーを買って交換します。
ついでにゴムバンドで固定しなくても良いように考えます。

ミラー改造の加工工程案と実施結果

以下のような構想で実施してみました。

本体側に固定ナットを取り付ける

ナットインサートできないのでエポキシ接着剤を使用します。
取付するベースにナットをネジで固定します。
ネジにはシリコンを塗布してボンド固着させない様に下処理しておきます。
ベースを置く位置を出すためにスポンジをガイドとして貼り付けておきます。

エポキシボンドをナットに塗布して製品にベースを置いて放置します。
ある程度硬化したところでネジを緩めて、ネジを抑えながらベースが外れるか確認
問題なければ完全に硬化するまで放置します。

想定どおりできました。

ナットサポート板を貼り付ける

        ステーベースに合わせてアルミ板を四角にカットします。
        ナット部を基準にアルミ板に6.2mmの穴を開けます。
自動車内装用の両面テープをアルミ板より少し大きくカットします。
四角い両面テープを4枚作成します。
アルミの穴に合わせて、革ポンチで2枚に8mm、もう2枚に6mmの穴を開けます。
8mmの穴のものを接着剤で固定したナットに合わせ、本体に貼り付けます。
ワッシャー代わりのアルミ板をその上から重ねて貼り付けます。
その上から6mmの両面テープの貼ってサンドイッチ構造にします。


ベースサポートスペーサー作成

ベースの中央部の四角スペースに合わせてアルミ板をカットします。
両面テープをアルミ板より少し大き目にカットし2枚作成します。
アルミ板に両面テープを貼り付けサンドイッチ構造のスペーサを作成します。
スペーサをベースに貼り付けておきます。

ベースを固定する

ベースと本体に付く部分の両面テープを剥がします。
ベースにネジを通して浮かせながら4箇所の位置を合わせて仮止めします。
その後ベースと本体をゆっくりと張り合わせてネジ固定します。
        ネジの頭をつや消し黒で塗装するか迷いましたが・・
        なんとなくいかにも改造品という感じがするのでステンレスそのままにしました。
ネジ固定したら軽く圧をかけて両面テープをなじませます。
そのまま接着強度が増すまで放置します。



ベースにアームを固定

ベースにアームをねじ止めします。
        ゴムバンドのアームを切断するかこちらも迷いましたがとりあえずそのまま。

車両のバックミラー取り外し

車両の純正バックミラーの固定ネジを外して取り外します。
        外したネジは純正バックミラーと一緒に保管します。

作成したミラーを取付る

作成したドラレコミラーを車両にベースに付属していたネジで止めします。
やりにくかったら先にケーブル類をミラーに接続してからネジ止めでもOK。

        ここで問題発見
        流石は中華製。アームのベース金具の精度がイマイチでネジ止めしても上側に少しガタツキが発生。
        しょうがないので車体と接触する金具のリブにペフテープを一枚貼ってスペーサー代わり。
   スペーサーを挟んでネジ止めでガタツキがなくなりました。
        微妙にコンマ何ミリなのでしょうが駄目な方向に精度が甘くなってます。

とりあえず完成です。ミラーの振動もかなり改善されています。

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