昔から子供に言っていること

2020年6月1日月曜日

雑感

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親の背中を見て子どもは育つ

「親の背中を見て子どもは育つ」ということは事実だと思いますが、自分自身がそれほど偉い人間ではないので、子供に胸を張って見せられるような背中もお腹ももっていません。

自分自身が親の背中を見てああ成りたくないは無いという反面教師な部分がありましたので、自分への反面教師的な意味をこめて子供に昔から言っていることがあります。

自分の事は棚に上げて、子供に言っている言葉

『足下から遠くをみろ。土地に縛られるな。人に縛られるな。自由に生きろ。』

『自由に生きるには力が必要だ。そのために何をすべきなのか、必要なのか考えなさい。』

座右の銘は無いよりあった方が良い

子供の視点と大人の視点は異なりますし、より遠くを見て欲しいというのがあります。

たとえばどこかの企業の求人に応募するとした場合に、希望勤務地としてアフリカや中東をあげるくらいの大胆さがあった方が良いと思います。良く言われることですが安定より成長の方がチャンスはたくさんあります。

自分自身が15歳ころを振り返ってみると特に希望や遠くを見ると言うことはありませんでした。
やはり家庭の環境というのは大きいと思います。

今の時代ならあり得ない話となりますが13歳の夏休みは新築小学校の建設現場の室内工事に行き、遅れている工期を取り戻すためにほぼ毎日夜9時くらいまで作業していたこともあります。

そんな環境ですので、学校に講演に来た「森信三」氏の『人生二度なし』という言葉もそれほど心に響くものではありませんでした。
「覚悟を決めて打ち込め。信念を持て。自分に誇れる生き方」と言うような、ある意味では後期の「武士道」的な心がけの話だったと思います。

いまも覚悟をもって生きているか?というと疑問です。
自分をとりまくしがらみを考えずに行動することはできません。
悪い意味では欲望を抑え犯罪抑止力でもあるわけですが。

それでもなにか信念を明確にする言葉というのはあった方が良いと思います。
なにもないより確実に自分をみることは出来ます。

世界を見ることで自分を確認してもらう

知人の娘さんは海外のインターナショナルスクールで成長しているため、家庭では日本語、学校では英語、普段の生活は異なる2つの現地語を使い分けています。
日本国籍ではありますが日本での生活時間は人生の1/10程度しかありません。
逆にそのような環境においては自分のアイデンティティに対して明確なものをもっているように思います。
多様性への許容も非常に幅広いものになっています。
うちの場合は成長することにより、娘自身のしがらみが多くなりなかなか海外へ出ることは少なくなっています。
小さなころはかみさんと娘だけ滞在型で2ヶ月ほど海外で過ごすこともあったのですが、ここ数年は海外へは出ていません。
それでも幼いころから通りすがりの観光ではなく体験して見聞を広めることには多少役だっていると思います。

社会人になったら日本の価値観に縛られずに海外へ出て行くような視野をもった人間に育ってくれればと願っています。

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終わりよければ全てよし。
だけどシェークスピアは好きじゃない。

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