太陽光システムの故障
2021年に稼働させた独立太陽光発電システムですが、故障し大破しました。
電菱が販売する DC-AC正弦波インバータ TN-1500 の故障によりシステムが稼働できません。
インバータの故障は、まず1年前にCPU基板の故障により正常に設定した動作をしなくなり、次に3ヶ月前に太陽光入力を認識しなくなり、次に先週に充電制御が異常になり電池が過充電で破裂しました。
問題のTN-1500は、電菱の名前がついてますがMean WellのOEM品です。
電菱に連絡すると部品が入手できないので、修理できないため新品を71,160円(税別)(78,276円(税込))で買ってくれという相変わらずの対応です。
ネットで見ると税込み送料込みで83,000円くらいから売ってます。
ですのでこれは電菱の利益を十分に載せた卸価格程度だと推測いたします。
爆発した電池も交換するとインバータ78,276円+電池60,000円で合計14万近い費用になります。
正直言って、これは修理費として高すぎる。
機器の信頼性が低すぎて投資する気にならないのが最大の問題点です。
独立型太陽光発電システムはあきらめて通常の系統連系型のパワコンに置き換えることも考えました。
その場合蓄電池は不要になります。
例えば、Panasonic 太陽光発電システム パワーコンディショナ 屋内用 集中型 3.0kWタイプ VBPC230NC2 であれば、126,720円(税込送料込)で売ってます。
このパワコンは停電時に自動自立運転切り替え機能がついています。
停電時の自動切り替えが無くても良いのであれば、廃盤品の ネクストエナジー SPUS-30C-NX (上記の旧型OEMモデル) なら66,000円(税込)で売ってます。
ですが現在の配線だと入力電圧不足のため、太陽光パネルのストリングを組み替えたりする必要があります。
手間ですが機器の信頼性を考えるとこちらの方が良いかという考えもあります。
もともと用途は災害時想定でしたが、今までの鉛蓄電池50Ahを4直で、300Wで4時間程度の稼働時間ですので、費用対効果で考えると畜電池無くてもいいかな?と思ってしまいます。
300Wで冬場に半日以上保つ電池だと単純計算で 48V 100Ah 4.8KWh くらいのものが必要となります。
会社でよく使っている三元系リチウムイオン電池550Whのものでも8個程度並列にしないといけません。仮に1個5万として40万になります。
ちょっと現実的な数字になりません。
であれば太陽光発電された電力をコンセントから充電した500VAくらいの蓄電池内蔵インバータを2台程度でもいいかと考えてしまいます。
とりあえずは、通常のパワコンの自立運転を基準に、配線の構成および切り替え方法について考えてみることにします。
接続方法としては以下の様になるかと思います。
まずは現行の配線概略図です。
エナジーセーブモードで、太陽光発電時は「電池充電とインバータ動作」で太陽光がなくなると「電池放電でインバータ動作」になり、電池がなくなると「商用電源パススルー」状態になります。
太陽光で動くUPS(無停電電源装置)の様なものです。
これを通常のパワコンに置き換えると以下の様に配線を変更することになります。
一般的な系統連系システムです。ただ、最初から自立運転配線をしておき、停電時は切替器で自立運転に切り替えます。
電池充電や電池駆動は行いません。
現在有る電池は再利用が可能か診断した後に、通常の1Kwインバータに接続して使用することを検討しています。
おまけ
ここしばらくの間で呪われた様に色々なものが壊れたりトラブルがあったりしてなんだかんだと補修をしていました。
・太陽光システム破損 (未対応)
・レーダー探知機故障交換
・エアコン交換(まだ故障はしていないが老朽劣化)
・電気炊飯器の内フタが破損
・眼鏡破損 新規購入
・網戸破損 交換
・カーテンレールとカーテン破損 交換
・駐車場整地排水整備実施
・浄化槽の水漏れ (未補修)
トータルすると結構な出費となっており地味に月度で赤字収支になっています・・・
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