OFF-GRID 独立型 太陽光発電システム ほぼ作業終了

2021年8月8日日曜日

DIY・自作

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独立型太陽光発電システムの配線とセッティング

だいぶ前からぼちぼちとやっていた独立型太陽光システムが大体形になりました。
今この記事を書いているPCも太陽光の電源で動いています。
まだ配線の固定や安全のための注意書きの追加など細かな作業は残っていますが、大枠の部分は完成しました。

配線作業

前回までにやったところと重複しますがおさらいも入れて作業振り返りです。

コンセント追加

壁に太陽光専用コンセントを追加しました。
プレートには「発電」の文字が印字されています。
コンセントの色も「一般」ではない、フルカラー医用アース付ダブルコンセント チョコ色のものを使用しています。
あまり意味はないのですが通電確認LEDがついておりコンセントにAC100Vが来ているときは点灯します。

分電盤交換


分電盤を自作のものへ交換しました。
ノーヒューズブレーカーが3個と切り替え器が1個入っています。
インバータ故障時などは切替器で通常の常時商用電源で稼働させることができます。
またガレージのコンセント3箇所は「掃除機」「高圧洗車機」などの誘導負荷をつなぐことを想定して、インバータを経由しない「常時商用電源」専用としています。
これらも後で他の人に分かるように表示をつける必要があります。

機材収容箱


機材収容箱は前回までにセッティングされていたので、今回は順を追って配線を確認して間違いが無いことを確認しています。
配線説明も必要最小限なので、あとでまた追加をします。
内部の配線はまだケーブルクランプ等で固定していませんので、このあと線材のスタイリングをしながら固定します。

インバータのセッティング

収容ボックス内に設置されているオールインワンインバータのTN-1500のセッテイングを行います。

付属の「モジュラー RS232C」のケーブルを、RS232C-USB変換ケーブルでノートPC接続してメーカーのwebページで公開されているモニターソフトを経由して確認します。
RS232C-USB変換ケーブルは自前では持ってませんが、仕事で使っている自分専用のものがあるのでそれを利用します。

株式会社電菱
http://www.denryo.com/
DC-AC正弦波インバータ TN-1500
http://www.denryo.com/inveter/tn/index.html
モニタリングソフトウェア
http://www.denryo.com/inveter/tn/soft.html

モニタリングソフトウエアは「設定」もできますので、パネルのスイッチをいじってモード切り替えするより確実です。
基本的な数値はデフォルト値のままとして、動作モードだけを「UPS(商用電源優先モード)」モードから「Energy saving modo(インバータ優先モード)」に切り替えました。

動作としては、太陽光がある場合および電池蓄電がある場合はインバーターから電源を供給して、悪天候および電池残量がない場合は商用電源を使用するモードにしています。

地震などの場合はしかたありませんが、台風などの場合は事前にわかるので、インバータ優先モードを商用電源優先モードに切り替えて、万が一夜間停電になった場合などに対応する様にするつもりです。

非常用としてなら通常は商用電源で停電したら蓄電池となるのでしょうが、あるものは使うということから常時インバータ出力で動かしています。

まとめ

だいぶ時間はかかりましたがとりあえずシステムは形になりました。
これで地震災害時にも多少の余裕が出ると思います。
台風災害で太陽光が無く停電した時はどうしようもないですがそちらは持ち運び可能な蓄電池と1000VAのインバータシステムで凌ぐことを考えています。

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