シリアル通信を変換してLAN経由でPCにつなぐ

2021年9月26日日曜日

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シリアル通信を変換してLAN経由でPCソフトで確認する方法

ほぼ同時期に仕事でやらなきゃいけない案件が1つと自分の趣味でやりたい事項が1つ発生しました。

やってみて分かったのですが、私のレベルでは結構ハードルが高いです。
今風にかっこよく言い回せばIoTなんでしょうけど、やることは結構泥臭いです。

またLANと言っても有線Ethernetと無線wifi接続があります。
ステップ的には有線→無線となりますが各機材の設定があるのでそれぞれ結構煩雑になります。

RS232Cをイーサネット変換器に接続して通信

まずは簡単な方から試行錯誤して確認してみました。

RS232Cで定期的に送り出され、受け側はtera termでそのまま受けることができるものを使用して簡易的に動作を確認しました。

1.変換器のLANポートに固定IPを設定
2.変換器のシリアルポートの設定を機器のRS232C通信設定に合わせて設定
3.接続設定で変換後の接続方式と使用ポートを設定
4.受け側PCのtera termをTCP/IP設定にして上記の設定情報を入力

上記の内容で、試験的にRS232CのデータをTera Termで表示することはできました。
基本的な事項は大丈夫そうです。

RS485をイーサネット変換器に接続して通信

次に同様にRS485通信の機器をイーサネット変換器に接続して試してみました。

しかし上記と同じ設定を利用してもLANは接続が出来ても、PCから機器へ送るコマンド要求がシリアルポート側から出力されません。
理由は分かりませんが、どうもそのままので設定ではだめな様です。

そのためLANとTera Term間を仮想COMポートを作成してTCP/IPでは無くシリアルポートで接続しました。
Tera Termから見た場合に通常にシリアル通信と同じになるはずなので、この方法であればコマンド送信は可能でした。

でも、簡単に「仮想COMポート」作成と書きましたが、私の技能知識能力ではこれは結構大変でした。
あれこれweb検索してなんとなくこんな風に設定すれば良いのかな?と試行錯誤です。
もっと簡単に自動的に機器情報を集めて設定してくれるソフトはないでしょうか?

イメージ的に今のwin10はかなり的確に自動的にデバイスドライバーを組み込んでくれますが、DOSやwin95のころの簡単ではないデバイスドライバー読み込みおよび詳細設定を思い出すようなめんどくささでした。

ですが、とりあえずなんとかこの方法で通信自体は出来るようです。

RS232Cからの情報をPCの専用ソフトで使用する

次に自宅でやりたいことに合わせて試してみました。

RS232Cで通信してモニターおよび設定ができる機器専用のソフトウエアと接続することを試してみました。
機器は別棟の離れたところに設置されているのでいちいちそこまで行って目視確認するのは大変なのでリモートでモニターしたいという目的があります。

Ethernetケーブルを配線するのも面倒なのでこちらは無線APまでは無線LANで飛ばしてそこからはEthernetで接続する方法とします。確認したい機器とPC設置してあるところは直線で20m以上あります。

TeraTermではTCP/IPかシリアルか選べましたが、確認したい機器専用のソフトはシリアルポートしか選択が出来ないソフト仕様となっております。

ですのでこちらもPCに仮想シリアルポートを割り当ててやらないとソフトを動かすことが出来ません。

こちらの接続に使用した機材は中国メーカーのものをamazonで買いました。
ですので「仮想ポート作成」とかその他の制御用ソフトはメーカーのwebサイトからダウンロードして使用しました。英文の取り扱い説明書を読みながら、なんとか設定をやりました。
Shanghai High-Flying Electronics Technology Co., Ltd. 
http://www.hi-flying.com/
HF2211A
http://www.hi-flying.com/hf2211a
Download Center Applications
http://www.hi-flying.com/index.php?route=download/category&path=1_4

めちゃくちゃ判り難いソフトウエア説明書で、手順説明が飛ばされているためかなり苦労しましたが、仮想COMポートの作成さえなんとかなれば、その他の設定はそれほど難しくはないのでなんとかなりますね。
追記:
何が原因かわかりませんが、通信中に書き込んだ設定がリセットされて消えてしまったりして実使用に障害が発生します。
結論からいうと使い物にならないとです。この製品。

個人的にはAndroidアプリとかであまり面倒なことをしなくてもそのまま画面表示されるようなものをメーカーで準備してくれるとありがたいのですが・・

とにかく手作繰り状態でしたがどうにかこうにか設定だけはしました。
大変でした・・・
ソフト上ではPCと変換器はつながっている状態にはなりました。

ですが、何が原因か特定出来ないのですが、目的のソフトで機器に接続することが出来ません。
モニタリングソフトウェア
http://www.denryo.com/inveter/tn/soft.html
起動時に『Inverter not found』となってソフト自体が起動しません。

先は長いなぁ・・ 出口が見えません。



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