ルーフボックス サポートブロック スキー板スペーサー 自作
ルーフボックスにスキー板を乗せる時に使うスペーサーを作成し直してみました。
とりあえず全体形状は下記のようなものとなりました。
後で各種補強を入れて行く必要があるかと思います。
スタイロフオームの切断が難しい
事前構想はしておりましたが、実際細かなところは現物合わせでの作業となりました。
組立構想図
前回のものを作成したときは断熱材カッターを使用しましたが、角材でガイドしてもどうしてもカット面が斜めになってしまいました。
(下はかなり誇張したイメージ図)
そこで今回は事前に作成したヒートカッターを使用しましたが、これもやはり慣れが必要です。
切断面の綺麗さや精度的には断熱材カッターよりはかなりましですが、それでもNC機械加工の様にはうまくは行きません。
まず作業条件としてニクロム線の温度がかなり重要なことがわかりました。
熱線の温度が低くてもだめですし高過ぎてもだめです。どちらでもうまく切断できません。
発泡スチロールより融点が高いので試行錯誤でスタイロフォームの端を使って切断を繰り返し、印加電圧を可変し1.3Aくらい流した時に切断ストレスなくまた切断後にニクロム線にカット材が張り付いたりニクロム線に焼付きがでたりしない状態となることを確認しました。
切断時はガイドの側面に熱線が沿う様にして下まで引き抜きます。
この時切断材は両方とも固定して支えておき、切断後に切断したものが熱線の上に落ちたりしないようにします。
最初はうまくできませんが練習回数を重ねるとそれなりにまともな結果が出てきます。
ある程度練習したあと本番のカットでパーツを切り出しました。
スタイロフォーム部品の位置出しと組立
そうして切断したもの仮組みして、実際にスキー板を乗せて位置を決め、マジックで印をつけておきます。
ルーフボックス内での板の位置決めは干渉が出ない位置を出すのが結構シビアで気を使いました。
もともと作り直す目的はその問題の解消ですので当たり前といえば当たり前なのですがね。
仮組みしたものを一度バラして、前回防水工事を行ったときに余ったシリコンシーラントを接着剤代わりにして、部品に塗って貼り付け、組立ました。
その状態で2日ほど放置して乾燥させました。
(天候が悪い日が続いたので続きの作業ができなかっただけですが・・・)
スペーサーの塗装と保護材の貼り付け
天気が良く風がない時を見計らって表面を簡単に塗装をしました。
前回はポリオレフィン系フィルムテープを巻いただけでしたが今回は面積が広いので全体を目立たないように隠蔽が効く黒塗装にしました。
その後、板が当たる部分に補強のためにフィルムテープを貼り、また常時板と触れる場所には滑り止めのフェルト?(毛じゃないと思うのでのポリエステルかな?)を貼り付けました。
荷物固定ベルトの固定方法に悩む
荷物固定用ベルトをベース材の下を通すか上側を通すか、どっちがいいのか未だに決めかねています・・・
大雑把な絵にすると下図の等な感じです。どちらも一長一短があります。
発泡ポリスチレンは強度的には高くないので、ベルトを通して接触する穴面部の補強も必要となります。L字のプラスチックコーナーカバーでも貼り付けようかと思っております。
とりあえずは上図下側のパターンでベルトを掛けてみることにしております。
作業自体は来シーズンにルーフボックスを乗せてから行うことになります。
ここまでやって遊びに行けないと辛いので来シーズンも遊びに行けると良いのですが。
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