キー オーガナイザー 自作
単純な構造なのに買うと高いので キーオーガナイザー を自作しました。
たくさん売れるものじゃ無いとは言え何千円、ドイツ製とか1万以上というのは高すぎます。
今回の目的はスーツケースのTASロックキーがとっても細い小型棒状のもので、持ち手に樹脂カバーも無いのですぐに何処かに行ってしまいそうなのでその改善です。
(というかかみさんがすでに紛失して1個スペアキーを買っています)
TSロックの開錠方法 フレームタイプ / キーロック式
https://store.ace.jp/shop/pages/new_proteca_tsa.aspx#anchor2
純正のボールチェーンではなく、市販キーホルダはつけていますが、そのままだとまた無くしそうなのでキーオーガナイザーをつけてからキーホルダと接続することにしました。
自作の構想
最初は側板のアルミ板の切り出しから自分でやろうかと思いましたが、さすがに面倒なので100均パーツ利用でやることにしました。
わざわざ自作しようと思った理由の一つは、市販のものは3~12個くらい収納できるものが殆どで、今回は1個だけ収納できればいいので、それに合わせ幅をなるべく薄くしたかったということがあります。
側板はダイソーの110円の六角レンチセットのものを流用します。
基本構造はもともとの構成を利用します。
6mmのボルトで固定されているものを4mmの組みネジに交換してキーの穴に通る様にします。
キーとネジの両側にスペーサを入れて側板との隙間を作って固定します。
キーと反対側にはキーリングが取り付けられる様に穴を開けた板をいれます。
本当はM6M4変換のため軸にカラーを入れたいのですが手持ちに無いので今回は無しで。
という大雑把な考えで、細かなところは現物合わせで考えます。
実際やってみた 現物合わせで作成
ダイソーの110円の六角レンチセットを買ってきました。
が、これはハッキリ言って質が悪い!
開けた時点で傷だらけ&指紋付着&端のプラスチックにクラック有り。
原価いくらか知らないけど、絶対的な質がめちゃ悪いです。
作業前にちょっと心が萎えましたが、気を取り直して加工仮組み確認をします。
1.レンチの分解
固定ネジを外してナットを取り外し、不要な六角レンチ部分を取り外し。
2.部品洗浄
部品が汚いしグリスが塗ってあるので一度IPAで脱脂洗浄
3.部品とキーの仮組
組ネジを側板に通して状態を確認。
そこにワッシャーとかキーを入れてクリランス等の確認。
思ったより問題なく組付けが可能でした。
4.外観修正 塗装
そのままだと傷がひどくて見栄えがとても悪いので、仮組みが出来た時点で
一度分解して、外観部品を2000番のペーパーで足付け.
以前にPCを補修したときに使ったソフト99ボデーペンクリアー
(アクリルラッカー)でクリア塗装をして再組立確認。
ひと手間かけて傷を隠しだいぶマシになりました。
あとはキーホルダに取り付けられるように、回転カンを取り付けて完成です。
時間工数はともかくとして、新たに購入した材料費は、110円のレンチ1個だけです。
手持ちが無くホームセンターで組ネジとか回転カンやワッシャーを買ったとしても300+200+100として約600円くらいです。
さらにクリア塗料も新しく買ったとしてチビ缶で600円くらい。
数千円~1万円かかると考えれば安価で出来たと思います。
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