SX12のクラッチ調整
SX125のクラッチレバーが重いです。
webでも重いという話がよく出てきます。
またレバー位置調整が出来ないので2本掛けだと指に当たってしまい、4本指握りでしか操作出来ません。
そのため最初はウルトラライト クラッチパーチ ZETAにAss'y交換しようかと考えたのですが、純正ホルダーにフェールセーフでクラッチスイッチがついているのでこれを短絡させて保護機能を殺す処理をする必要があるためちょっと躊躇しました。
考えた結果、とりあえずクラッチレバーだけ交換してみることにしました。
もともとクラッチの設計が純正のクラッチレバーの厚さが9mmに対してピボットボルトのΦ8部分が13~14mmくらいなのでかなりクリアランスに余裕がある状態で、設計的にレバーのガタツキが大きいのでこの辺も少し修正しました。
なんでこんなにクリアランスを多く取っているのか理由が理解できていません。
メンテナンス&交換作業
まずはレバーをホルダーから取り外し、レバーからクラッチワイヤを外してフリーにしてオイル注入しました。
ビニール袋を結束帯で縛って漏斗にして注入するやり方でオイルを入れると、真っ黒いオイルが車体側から排出されました。
さらにワイヤーを動かしなから注入するときれいなオイルが出て来たのでオイル注入はOKとします。
次にクラッチレバーを市販の3本指のショートレバー交換します。
レバーと受け部にベルハンマーをスプレーし、ホルダーの下側に1.2mmのナイロンワッシャーを挟んでレバーを組付け。
ピボットボルトも純正のマイナスネジから市販のステンレスボルトに交換します。
ピボットボルト Φ8×12mm M6×13mm ステンレス シルバーカラー TH0523
組み付け後、レバーの上下位置および左右位置をハンドル部の固定ネジを緩めて、握りたり離したりして位置を微調整して締め直し。
最後にレバーの遠さをレバーのネジで調整して、ワイヤーの遊びを微調整してロックナットを軽く締めて終了。
結果、
・・・位置的なもの操作感は改善されましたが、もともとの重いという事項に対してはほとんど効果を感じられませんでした。
たぶんワイヤー注油できれいになった分が僅かに改善された程度かと。
こうなると、最後の手段は自分の身体をトレーニングで『握力強化』するしかないですね。
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