太陽光パネル Off-Grid 独立型電源システムの構想 その1

2020年8月1日土曜日

DIY・自作

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太陽光発電 独立型電源システム構想

現在手元に新品未使用200Wの太陽光パネルが8枚あります。
これを使って独立型の非常用電源システムを構築したいと思っているのですが、なかなか難しくてどうすれば良いのか迷っております。

どちらもOFF-GRIDという意味で使われているのですがweb上では「独立型」と「自立型」と言葉が使われています。
個人的見解では『系統連携しないシステム』=「独立型」、「系統連携しているシステムで停電時に使用できる機能」=「自立運転機能」、ある機器システムとして完結している場合も「自立型」だと思います。
(どちらも商用電源の入力がなくても太陽光のみで使えるという意味で混在しているのだと思います。blog上では「独立型」を主体にしますが表記揺れに関してはご容赦ください)


ソーラーパネルモジュール 性能表
電気的仕様
型名D6P195A2A
公称最大出力(Pmax)195W
モジュール変換効率14.80%
公称解放電圧(Voc)30.59V
公称最大出力動作電圧(Vpm)24.14V
公称短絡電流(Isc)8.60A
公称最大出力動作電流(Ipm)8.08A
機械的仕様
項目仕様
寸法1330mm(L)×990mm(W)×42mm(D)
取付穴ピッチ外側930mm 内側530mm 穴径9mm
アースネジ穴4mm穴 10箇所
質量14.9kg
セル構成48枚(6×8)多結晶6インチシリコンセル
フロントガラス強化ガラス 3.2mm
セル封入方式EVA(エチレンビニルアセテート)
背面カバー白色コンポジットフィルム
ジャンクションボックス IP67仕様
ケーブル長各1m
フレーム防錆処理アルミ合金 黒色
フレーム幅上面12mm 下面32mm
動作特性
項目仕様
機械負荷5400Pa
最大システム電圧IEC:DC1000V
短絡ヒューズ15A
動作温度-40to85℃
温度特性
項目仕様
通常動作セル温度44.1℃±2℃
短絡電流温度係数0.016%/℃
解放電圧温度係数-0.313%/℃
最大出力温度係数-0.420%/℃

パネルの性能が中途半端

上記の表の通り、12Vの蓄電池に充電させるには出力電圧が高すぎます。
12Vの電池なら100Wパネルの並列接続がもっとも効率的です。
この場合充放電制御ユニットの選定がとても面倒です。

といって通常のパワコンの自立運転をさせるには枚数が不足します。12枚直列がもっとも良い構成になると思います。この場合は昼間しかAC電源が使用できないので問題はあります。

構想しているのは3セット並列稼働

現在考えているのは充放電制御ユニットに依存する事項となりますが、一つのセットでずっと運用はできないので、太陽光があるときに使用する自立運転のものが1セット、蓄電がメインで夜間使用を想定した独立運転が1セット、監視カメラ等や庭照明用の小電力自立運転のものを1セットの合計3セットを並列稼働させることも考えています。
バッテリ容量的に長い時間の稼働はできませんが、緊急時の役にはたつと思います。

あとは念のためにLPGで動作する発電機を1台考えています。
とりあえず多少でも電気があれば災害復旧までの時間が稼げます。

2年前に25時間の停電を経験してから緊急時の電源はやはり必要だと感じております。

ちなみにここへパネルを販売したうちの1社は私が販売しております。
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/434167/101500121/

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