久しぶりにパソコンの自作

 15年ぶりくらいにPC組み立て

修理でのパーツ交換や、組み直しなどはしょっちゅうですが、完全に最初から組み立てるのは久しぶりなので組み立て方を忘れていたり、最近の流行りについていけなかったり、なかなか大変でした。

組み立ての苦労

ケースは売れ残りのちょっと旧型のケースです。裏配線は可能ですがそれほど親切な作りではありません。前のPCはフロントパネルを外しても端子はケース側板金に固定されていたので着脱は容易でしたが、今回のものはパネルに端子とケーブルが直につけてあるので、かなり余裕をもって処理しないとあとでパネルが外せなくなります。

ケースの配線は裏配線が当たり前になっているようですが、やったことないので引き回しに苦労しました。CPU電源へのアクセスできる穴がないのでフロントから回したり、グラフィックボードの電源配線をどこから回したら最適なのか分からずに悩みました。

CPUクーラーは純正でもまったく問題なかったのですが、一応気分の問題で社外品にしてみました。このCPUクーラーのFANの固定方法がわからずに悩みました。取説の図解をみてもよくわかりません。結局は力ずくで引っ張って固定すればいいだけなんでしたが。（力ずくというのはあまり趣味ではないので）

あとSATAのケーブルは別売で買うと高いというのを初めて知りました。ずっと手持ちのもので間に合っていたので買ったことはないのですが。会社で古いPCとか解体して捨てるときにあまり気にせずに捨ててましたが、今度からは程度の良いものは少し残しておこうと思いました。

最近のものには当たり前についているLEDはすべてOFFにしてあります。そのままだとFANとかマザーボードにもLEDが点灯して色が変わったりしますが自分的には一切要りません。

自作加工

サイドパネルのファン取付部はとりあえずファンをつけずにエアーフィルターを自作して取り付けました。
ブリヂストンのエバーライトウレタンフォームを150mm*280mmにカットしてパネルのファン固定穴にゴムワッシャを噛ませて5mmの薄平ビスをナット止してフィルターを載せてから200mmのアルミバープレートで押さえるようにして、ビスにナットで固定して、緩まないようにネジロックをしました。フィルターは静音効果もあるようです。

スペック確認

もともと動画エンコード目的が主でしたので取引先会社の講習会で撮影した1時間ほどのHD画質のmpeg2ビデオをH.265でエンコードしてみました。

同じファイルを従来のPCでCPUエンコードした場合はほぼ等速に近い時間がかかりました。

これに対して新しいPCでGPUアシストをONにしてエンコードした場合は、約2分でエンコード終了です。

早いです。十分に目的を果たしています。

その場合のCPU温度も62度程度で十分に冷却能力がありそうです。音も電源ファン、ケースファン1個、CPUファン1個の3個ですがとても静かで気になりません。冷却が足りなければファンを追加するつもりでしたが、当面問題はなさそうです。