スマートガレージの取り付け工事
スマートガレージの取り付けを行いました。
同梱されていた工事説明書は見にくいので下記のサイトからダウンロードしてA4両面印刷にしました。
https://sysdes.jp/wp/archives/889
まずは取説を見ながら仮組みとバラしを2回ほど確認して、全体のイメージを掴みました。
基本的な作業は以下のものとなりますが、実際にやって見ないとわからないところも結構あります。
ブラケットの穴がクリアランスがない設計なのでピタピタで少しでもずれると組み立てが難しい設計となっています。取り付け工事手順
確認しながらやったこともあり取り付け時間は、シャッター外装のバラしからリモコン設定まででおおよそ6時間かかりました。
2回目なら半分の時間で取り付けられそうな気がします。
直接的な取り付け作業以外にも、部分的なサビ落としとか、軸への注油とか、スラットの位置ずらしとか、細かな作業をしています。
全体
プーリー左側
プーリー右側
また16mmのPF管にはACアダプタのケーブルが通らないとか、長さが少し足りないなどの問題があり、延長ケーブルの作成とか余分な作業もしています。
手順は以下のようになります。
組付け
・シャッターの外装取り外し 2台分
・清掃、サビ落とし、注油
・穴あけ位置出し
・部品仮組みで穴あけ位置の確認とプーリーの取り付け穴確認
・部品をバラして穴あけ治具作成
・穴あけ治具取り付け
・シャフトに穴あけ *重要工程1
・穴あけ治具を取り外し、組付け部品を組み立て
・モーターとブラケット取り付け
・モーター配線をシャフト内部を通して屋内側に持ってくる。*面倒な工程
・ACアダプタ電源線とモーター線を基板に取り付け
・スイッチプレート組み立て
・アプリ設定 確認後 動作確認してから
・シャッターの外装組付け
アプリの設定は以下の作業となります。
・スマートフォンへのアプリ設定 及びキャリブレーション
・アプリ設定後に専用リモコンへ設定を追加
工事する上での注意点
穴あけが重要です。
少しでもずれると組み立てが出来なくなります。
かなりの精度を持たせる必要があります。
私は失敗したので下側(ナット側)の穴を少し広げて楕円にしました。
配線は通した後の引き出しが大変です。
配線通しは根気よく、できれば2名で繰り出しと引っ張りをした方が早いです。
一人だと苦労します。
動画説明では端の固定ボルトを外す様になっていますが、サビとボルトの長さが長いので、外さずに作業しました。
引っ張り出そうとしてもなかなか引掛ってうまく出てきません。
結構な時間を取られました。
アプリの設定
アプリのキャリブレーションは、ステッピングモーターのカウントと上げ方向と下げ方向の過電流検知などの閾値設定(挟み込み防止の安全装置動作検出値の設定)などがあります。
面倒なので特に問題なしということで検出値をそのまま書き込みました。
上げる下げるは意外とスムーズに動作しました。
リモコンの設定は取説にはスマートフォンから音が出て成功失敗を伝えるような記載になってますが、音は出ずに「完了」という文字が出るだけです。
アプリの画面にもリモコンのアイコンは出ないのでRevで異なるようです。
最初スマートフォンでは操作出来るのですがリモコンで操作出来ず、原因調査に手間取ったのですが、単純にリモコンは到達距離がとても短いということのようです。
通常はリモコンを車に積みっぱなしにしておく予定ですが、車内から操作するときに距離的にちょっと心配。
イメージとしては敷地内への入り口あたりでリモコン操作して、敷地内でバックして車庫にいれるときには開いているみたいなことを想像してましたが、実際には車庫の入り口までバックしてリモコン操作して、開くのを待ってから車庫入れということになりそうです。
まとめ
キットとしてはよく出来ていると思います。
穴あけ作業さえ正確にできれば、それほど難易度は高くありません。
まずは取り扱い説明書をよく読むということが重要かと思います。
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