カッティングシートは難しい

2020年10月11日日曜日

DIY・自作

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カッティングシートでステッカー作成

カッティングシートを切り出して0.2mmのアルミ板に貼り付けてオリジナルステッカーを作成しました。
完成はこんなイメージをしていました・・・
しかし完成品の仕上がりは人に見せられる様な完成度のものではありません。
遠目に見ればあまり分かりませんが近くでみるとやはり曲線がきれいには切れていません。

カッティングに挑戦

割高ですがたくさんはいらないのでA4サイズのカッティングシートとアプリケーションシートを1枚買ってきました。

プリンターでステッカーの元になるデザインをプリントアウトしました。
原稿とシールは黒地白文字と白地黒文字の2種類を作成しました。
作成した図案を原寸で印刷する方法は、jgpとかの画像ですとピクセルとか印刷のdpiとかで目的のサイズに合わせるのは面倒なので、aiからA4とかのPDFにするとほぼ原寸になるので、これをプリンター設定で100%原寸の設定で印刷すれば、10cmなら10cmに印刷されます。

他にも方法はありますがとりあえずはこの方法が簡単なので今回はインクジェットではなくレーザープリンタで複数枚印刷しました。

カッティングシートを適当なサイズに切断して、印刷した原稿の余分な部分は切り抜いて、スティックのりで貼り付けます。
貼り付けは手元に昔買った3Mの55があったのですが、ずっと使ってなかったのでノズルがつまって多少出ても内容物が劣化していたので、今回は手元にあったスティックのりで代用しました。

3M 55の場合はきれいに貼付できますが厚く塗りすぎると剥離および清掃にソルベントやIPAを使用する必要があります。スティック糊の場合は均一に塗布は難しいですが、剥離は水洗いだけですむという利点があります。

スプレー糊もスティック糊も後で剥がす事が前提なので、塗布量は控えめ少なめで構いません。必要以上に多くすると糊残りや剥がしにくいという状況になります。

しっかりと張り合わせたあと少し乾燥させてから、デザインナイフで直線部から切り次に曲線部をシールを回しながら少しずつ切り抜きました。

かなり慎重に切ったつもりですがやはり慣れている人のようには行きません。
曲線は難しいです。

文字を切ったあとで要らないところを剥がして捨てます。
貼り付けた台紙は今回は水であらいながしましたが、デザインボンドの場合は細かな箇所はソルベントなどで接着剤を緩くして除去したほうがよいかと思います。

台紙に必要な部分だけを残して、アプリケーションシートを上から貼り付けて、革加工時に使っているガラス板にフェルトを貼ったものでこすって密着させました。ガラス板でも出来ますがこちらもゴム製圧着ローラーを使用すればよかったとちょっと後悔。

アルミ板の加工

作成したカッティングシートを貼り付けるためのt=0.2mmのアルミ板を「断裁機」にてスッテカーサイズに切り出しました。
ハサミで切断できますが断面が歪むし、カッターだと複数回切らないといけないのですが、板厚が薄すぎて逆にうまく切れません。
断裁機なら刃の自重で切れるくらい簡単です。
断裁機は私物ではなく会社にあったものを使用しました。

今回はカット前にアルミ板にヘアライン加工を行って表面をマットから少し荒らした状態にして裁断しました。

切断したアルミ板はIPAで脱脂洗浄をしてから両面テープを裏面に貼り付けました。
今回は先にテープを貼ってしまったのですが、一番最後のほうが他の作業がやりやすいので、この手順は失敗でした。

貼り合わせる

アルミ板に切り出したカッティングシートを貼り付けます。
斜めに張ってしまうと今までの苦労が無駄になりますので、カッティングマットにアルミ板を動かないように固定して、方眼をガイドにして同様に目印をつけたアプリケーションシートを位置を合わせながら貼り付けます。

貼り付けたあとにゴム製の圧着ローラーで押し付けます。
シールもそうですが、下手にヘラ等で擦ると素材を痛めるので、擦るのはローラー等をおすすめします。
今回は壁紙用のローラーを使用しました。

貼り合わせたらアプリケーションシートを剥がして完成です。

今回は左右に貼るため白黒2種類を2枚作成しました。

反省点
思ったほどの時間はかかりませんでしたが、やっぱりプロのようにはうまく行かないので、仕上がりを求めるならカッティングプロッターで切り出してもらうのが一番です。

まぁ普通に視界に入ってくる分にはそれほど目立たないため気にする人もいないでしょう。
とりあえずはこれでOKということにします。

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だけどシェークスピアは好きじゃない。

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