コールマン 蛍光灯ランタン LED化計画その1 コールマンの蛍光灯ランタン15Wスパイラル管をLEDに改造

2020年5月3日日曜日

DIY・自作

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コールマンの蛍光灯ランタン15Wスパイラル管をLEDに改造

昔買ったコールマンの蛍光灯ランタンが暗い

昔買ったコールマンの蛍光灯ランタンですが、すでに蛍光灯が廃盤になっておりほぼ入手不可能となっております。

買った当時は明るいと思ったのですが、いまはLEDが当たりまえとなり、またバルブの劣化も進んだため、風体だけは大きいがとても暗いという状態になっております。

すでに他にLEDランタンを2個ほど買っていますので最近は使うことがなかったのですが、もともとそれほど使用頻度が高いわけでは無かったので、外装もきれいであり捨てるのももったいないのでLED化することを考えました。

連休は自宅にこもりますのでぼちぼちとやって、やりつつダラダラと経過をアップして行きます。

改造のステップ

改造のステップとしては大きく分けて以下のようになるかと思います。
1.LEDバルブの作成
2.本体の改造

まずは光源を作成して、その光源を発光させる電源を作成する。
このステップを反対にして電源を先に決めてしまうと光源の設計にかなり制約がかかるため、あまり好ましい結果にならないことは容易に想像が付きます。

LEDバルブはできるだけ蛍光灯のパーツを流用する形で考えます。

実現化の構想

実際には蛍光灯バルブの構造もわかりませんので、きっとかなり現物合わせの場当たり的な構想になると思います。
仕事柄で日亜のLEDは手元にあるのですが現物に合わせた基板を作成するのも面倒なので100均製品から部品を調達しようかと思っております。

以前に100均で買ったものに下記の様なものがありました。
LEDが12個実装された基板と銘打ってありました。
100均商品としては結構明るかったのでこれを流用することで考えます。
早速分解して中を見ると・・・
・・・ う~ん・・ まぁ・・ 100均だしな。
電源は乾電池3本だから単純計算で4.5V、電流制限抵抗は1Ωが1本ですね。
構成は6直2並列かな・・・

謎の構成 設計思想がわからない

じゃない! 12並列です。 無茶するなぁ。

本当なら直列回路それぞれに電流制限を入れるべきなんでしょうね。
一般的にはこれだとデバイス間のバランスが取れるかわかりません。
とりあえず点灯はするでしょうがすぐに壊れても不思議じゃないです。
SMDのLEDチップ内に抵抗内蔵とも思えないし・・・

本当は定電流回路でも組んだ方がいいのでしょうが、もったいないので定電圧電源に電流制限というのはそのまま踏襲することにします。

単純計算だとVfは4.5Vということになります。
ですが、流石にそれはないんじゃないかと。

付いている抵抗が1Ωですから本来の電流制限としての目的じゃないとも思われますが、通常、パワーLEDじゃない昔ながらのLEDなら5mA~10mA程度ながせば十分です。
これどういう計算なんだろうか?
少し考えてみる必要がありますね。

情報はVf不明、電流値不明で、確定数値は電源4.5V、電流制限抵抗1Ωです。
抵抗の電力はサイズ的に最大でも0.5Wと言ったところでしょうか・・

数値を仮定してザクッと想像すると、Vf3.5Vとした場合電位差1V、この場合1000mA流せば電流制限1Ωとなります。12並列なので1個80mA程度流れることになります。抵抗のPCも1Wになるので電力オーバーですぐに焼けますね。

許容電力を下げるため電流を減らした場合はVfは高くなりますので、仮にVf4Vとした場合電位差0.5V、電流を600mA(チップ1個は50mA)と仮定すれば制限抵抗は約1Ωとなり、PCは0.3W程度となります。
パワーLEDじゃないとした場合に流し過ぎな気もしますが、一応それらしい数字には見えます。あくまで推測なので正しいかはわかりません。

とりあえずそれは想定だけして置いとくとして、この基板を2枚使って4面方向に向ければ一応全方位を照らすようになると思います。

本体は乾電池8本で12Vですので、そのままだと電圧オーバーです。
電池の直並列を変えるかレギュレーターでドロップさせるかになりますがシリーズレギュレーターで熱損失させるのももったいないのでこちらも100均の車載充電器の中身を流用して12V-5Vのレギュレーターとして利用するのが安上がりかと考えます。

大体の基本方針はこんなものかな・・・
あとはやってみないとわかりません。うまくいくことを願います。

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